指導員制度新設の背景
飛躍的なAI技術の進化によって、人間が行ってきた業務の多くが自動化されつつあります。また経済のグローバル化、価値観の多様化、働き方改革などによるコミュニケーションの複雑化も顕著でビジネスや社会は大きく変わろうとしています。しかしながら、そんな未来を生き抜くために求められるものは、単にAIとの競争だけではありません。
人の気持ちのちょっとした変化を察したり、想像したり、寄り添ったりしながら相手と関係性をつくっていく。自分とは異なる思考や考え方を認識し受入れながら接点や共通点を見出し受け渡していく。このような情緒的コミュニケーションの力は、人工知能では代替できない価値があります。私たちはこのようなコミュニケーションの土台となる「機微力」「KIBI理論」を研究・創発。東京大学HISと共同開発した、国籍や世代を問わず「グローバル人材力・多文化共生力・異文化理解力・コミュニケーション能力」を測定し可視化する「機微力検定」を含め、企業や教育機関など多くの組織にとってますます求められるようになってきています。
今回新設した指導員制度は「機微力」「KIBI理論」を会得いただきながら、客観的データとなる機微力検定のスコアリングとあわせて様々なコミュニケーションの現場で活用いただける資格となっています。
指導員制度概要
内容 | 機微力に関する指導権限付与(研修・講義・イベント等含む) |
---|---|
対象 | 機微力検定800点以上取得および講習受講者 |
費用 | 検定受検費6050円 ※2024年3月までに指導員認定の方は他の費用はかかりません |
募集数 | 制限なし |
制度支援について
- ・参考資料などの情報提供。
- ・機微力検定納品時の割引価格の適用を予定しております。
指導員資格の活用事例
-
・人材コンサルタントの方
▶︎ 契約企業との折衝や研修コンテンツの拡充
・企業人事・採用担当の方
▶︎ 自社研修や面接・面談のレベルアップ
・グローバル企業勤務の方
▶︎ 外国人材の受け入れ・フォローアップ
・学習塾、児童支援系施設勤務の方
▶︎ 世代差のあるコミュニケーション